第三期

赤の月の重要な地形

下記の記事はTales of the Reaching Moon #16に掲載されたGreg Staffordの赤の月の地形の記事The Body of Rufelzaの抜粋です。翻訳の誤りの責任はzebにあります。ここに挙げているのは、赤の月の表面にある魔力の中心や、主な地形のもっとも良く知られる名称…

都市と煽動家

「その都市を見てみよ。そして我々のところにあんなものが欲しいかどうか考えてみるがいい」(コリマー王オルトッシの言葉)Epiktさんの疑問を考えてみるに、ルナーのカルトは大部分都市に集中しています。帝国人口の14パーセントがNovitiate以上のルナー・…

トロウルの大洪水

グローランサの古の種族はかつて、人間よりはるかに栄えていました。人間が優勢の種族となったのはごく最近の話だということです。(また、「時間」というものの感覚も人間とはかなり異なっているようです。)中でも三大種族(エルフ、ドワーフ、トロウル)…

Shreds of Light and Reason

Shreds of Light and Reason入手しました。Continuum 2008のかなり限定された印刷本です。ざっと流し読み。内容はダラ・ハッパのソースブックです。一部(アルコスの記事)絶版のEnclosure誌1号の記事ですが、今回初見せのグレッグの記事も多いみたいです。…

クルブレア部族Culbrea TribeとグワンドルのサガGwandor Saga

クルブレア部族とグワンドルのサガクルブレア部族についてはPatrik Sandberg氏の非公式設定をある程度公式の設定が踏襲する形をとっているようです。たとえば、"Orlanth is Dead!"の「凍土の戦いBattle of Iceland」に登場するクルブレアの王は「尻尾を巻い…

シェン・セレリス2

375年:(3/19)シェン・セレリス、ダラ・ハッパに侵攻(訳注・詳しくはFortunate Successionを参照すること)ダラ・ハッパは遊牧民により、15年間劫掠された。あらゆる時間は、クラロレラ人に対して利用できる、力を備えた工芸品や、軍勢となる人数や、神々…

シェン・セレリス1

下記はGlorantha Convention Compendium 4に掲載されたグレッグの草稿の抄訳です。翻訳の間違いの責任はZebにあります。年代表(訳注・111,000YS=DAWN OF TIME(0 Solara Temporis))111,950年:《海の大閉鎖》 全ての現代世界史は「海洋」の閉鎖より始まる…

リスメルダー部族の創始

リスメルダー部族の創始は、Seattle Farmer Collectiveのシナリオに始まりました。半公式的な同人誌Tales of the Reaching Moon誌の#18号から最終号(#20号)で集中的に扱われ、部族の創始の物語、アップランド湿原のディレクティとの戦い、Greydog Campaignに…

ローマ的ルナー帝国4

きわめて久しぶりの更新です。http://www2u.biglobe.ne.jp/~BLUEMAGI/What's_LE_and_RE.htmlここの記事を拙い英語に訳しました。

恐怖の夜Night of Horrorとエシルリスト卿

恐怖の夜とエシルリスト卿1506年、大幅な人口の減少が起きました。おそらくドラゴンキルに匹敵する50万人から100万人規模の損失でした。カイトールにおけるシェン・セレリスの失墜、オラーヤにおける「崇めるべき大女祭」の、ホーン・イールとの技比べでの敗…

前期帝国と後期帝国

サトラップSatrapあるいはスルタンSultanの地位がルナー帝国内でどのように変遷してきたかについては資料が不足しています。ただ言えることは古代ダラ・ハッパでは属州Provinceを治める者をおそらく(英語翻訳で)Overseerと呼んでいたということで、現在の…

虚無の穴

虚無の穴グローランサには知られている限り二つの虚無の穴があります。ひとつは「マガスタの渦」で、ここの虚無の穴は天宮の神のひとり、カーガン・トールが持場を捨てて、ワクボスがスパイクに侵入したときにできました。ここの穴から世界が崩壊しなかった…

流民国3

流民国のシナリオ集以下のシナリオは続きものとしてプレイできます。In Wintertop's Shadow収録・The Tar's Gor(戦の召集のリズム)キャラクターはミチューイン族の王の息子「猪突きの」ヒオルドに従ってブッシュ・レンジの親ルナーの氏族を襲撃します。・K…

流民国2

[文化]流民国の民はサーターの民と同じくオーランスとアーナールダを主神とするオーランス人ですが、下記の点が異なっています。・ヒョルト人でなく、アラコリング人であること。慣習の違いはさまざまです。・奴隷(スラール)を保持していること(奴隷の息…

流民国

ターシュ流民 Tarsh Exilesターシュ流民に関しては、古くはDragon Passボードゲームのユニットとして姿を現しています。また、Tarsh Warのサプリメントで、マランタロス部族およびイリスタロス部族が紹介されました。詳しい紹介が行われたのは、Unspoken Wor…

ルナーの祝日4

帝室儀式(年末)・Under the Red Moon掲載の記事とほぼ同一の記事がIssariesサイトにあります。赤の皇帝は聖祝期の最初の週(訳注1)、帝国と宇宙を護持する儀式を行います。この儀式は危険です。ルナーは生と同じくらい死にも敬意を払っているからであり、…

ルナーの祝日3

・悲しみの日(新年三日目)この日の最初の物語で、寡婦の悲しみを目にします。地下世界のカルトがしもべや住人たちを伴って現れるのです。恐ろしいですが、(願わくば、ですが)無害ではあります。ティーロ・ゲーラが彼らに交わって登場し、持っているもの…

ルナーの祝日2

聖祝期聖祝期はグローランサで共通して特別な期間です。異界の間の障壁が弱まり、世界を維持し、または再生する儀式がこの期間に行われます。ルナーでは、教導師(ヒエラルク)たちや、その他の官職にある人たちが潔斎に入り、公的な儀式のための準備を行い…

ルナーの祝日1

ルナー暦はイリピー・オントールが大いなる祝福の時代(帰還の戦い[第一次混沌大戦]から月の昇天までの間)に発明したものです。すでに帝国内で赤の女神がさまざまな形で信仰されている日を見つけることで作られました。この暦は公式的な帝国の形式で、全て…