2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ダラ・ハッパ(ルナー)の軍神たち1

下記はHeroQuest Voices:Dara Happaで挙げられている帝国の軍神です。・「破壊者」シャーガーシュ・「征服者」ウルヴァイリヌス・「戦士」エルメクスドロス・「英雄」イェルムガーサ・「歩兵」ヴァンカマント・「騎手」カストックゥス・「猟師」エライブダフ…

オーランスとイェルムの技比べ

オーランスとイェルムの技比べこの神話を私がはじめて目にしたのは「ゆりかご川」でしょうか。King of Dragonpassのゲームにも出てきます。まだ子供の頃のオーランスがイェルムの宮殿に行って、皇帝に技比べを三回(数え方によっては、四回)挑みます。技比…

ローマ的ルナー帝国3

ローマ的ルナー帝国3矛盾を内包していること、理想と現実の乖離はどんな社会でも見られることでしょうか。またルナーは矛盾を内包することでかえって完全となるという考えなので、特に矛盾を隠そうともないということもあると思います。同じ点・パンとサーカ…

前期帝国と後期帝国

サトラップSatrapあるいはスルタンSultanの地位がルナー帝国内でどのように変遷してきたかについては資料が不足しています。ただ言えることは古代ダラ・ハッパでは属州Provinceを治める者をおそらく(英語翻訳で)Overseerと呼んでいたということで、現在の…

トリックスターの大寺院

トリックスターの大寺院今日のマニリア沿岸、嘆きの海に広大な陸地がありました。スロントス大公国と呼ばれ、中部海洋帝国の大きな領土のひとつでした。スロントス大公国のウェネリア地方にサノール(Thanor)という大都市がありました。この都市が有名なのは…

ラーンステイ団

ラーンステイ団下記はHistory of the Heortling Peoples p.75のLarnstingsについての記事の抄訳です。ラーンスティング(以下ラーンステイ団)は奇怪で理解しがたい人々である。私の情報提供者たちはそれぞれ異なる説明をする。ここで私が出すまとめは私が出…

ローマ的ルナー帝国2

ローマ的ルナー帝国2性懲りもなく続けてみます。同じ点・ヴュクシルム(連隊の軍旗)ローマ帝国で用いられていた四角形の軍旗のことをvexillumと呼びます。それぞれの連隊が独自の軍旗を持っています。ルナー帝国では連隊の守護霊(ラーレスLaresと呼びます…

虚無の穴

虚無の穴グローランサには知られている限り二つの虚無の穴があります。ひとつは「マガスタの渦」で、ここの虚無の穴は天宮の神のひとり、カーガン・トールが持場を捨てて、ワクボスがスパイクに侵入したときにできました。ここの穴から世界が崩壊しなかった…

デロヴァンの戦い

デロヴァンの戦いワームの友邦帝国と中部海洋帝国はいくつか境界を接しており、関係は友好的なものではありませんでした。争いが総力戦となることはありませんでしたが、双方の代理を介しての冷戦は続いていました。直接激突した出来事も何度かありました。…

神々のひとつ目のあやまち

神々のひとつ目のあやまち男の神々は怒っていました。祖母女神(訳注1)が自分たちを創ったとき、劣ったものとしたからです。「不満の騒音」、「雷鳴」が集会の場までやってきて、言うことには、「大いなる母(訳注2)が俺たちを作ったとき、子供を産むこと…

流民国3

流民国のシナリオ集以下のシナリオは続きものとしてプレイできます。In Wintertop's Shadow収録・The Tar's Gor(戦の召集のリズム)キャラクターはミチューイン族の王の息子「猪突きの」ヒオルドに従ってブッシュ・レンジの親ルナーの氏族を襲撃します。・K…

ローマ的ルナー帝国1

ローマ的ルナー帝国「ルナー帝国はローマ帝国に似ている」→「いや、むしろ東ローマ(ビザンティン)帝国かな」→「ローマじゃない、ササン朝ペルシャだよ」と東へ東へと変遷してきましたが、漠然としたイメージからそう言っているのやら、宗教・文化・軍事、…

ラーンステイとヘンドレイク王

・History of the Heortling Peoplesによると、ロカマヤドンがオーランス信仰を禁じたとき、唯一Twisting Wind(訳すと「屈折する風」?)の魔法を使うヘンドレイク王のみ、影響を受けなかったとのこと。この人はグバージ戦争中、ゲリラ戦の長として「光の帝…

流民国2

[文化]流民国の民はサーターの民と同じくオーランスとアーナールダを主神とするオーランス人ですが、下記の点が異なっています。・ヒョルト人でなく、アラコリング人であること。慣習の違いはさまざまです。・奴隷(スラール)を保持していること(奴隷の息…

流民国

ターシュ流民 Tarsh Exilesターシュ流民に関しては、古くはDragon Passボードゲームのユニットとして姿を現しています。また、Tarsh Warのサプリメントで、マランタロス部族およびイリスタロス部族が紹介されました。詳しい紹介が行われたのは、Unspoken Wor…

トロウルになるには

トロウルになるにはクソ、人間でいるのがいやになったときには、トロウルになるに限る!ということで、昔のRQ3版の記事を探してみました。ええと、トロウルパックじゃないし、Troll Godsは英語版しかないので後回し、日本語があったはずなんですけど。そうそ…

キトリの謎

キトリの謎むむ、ぴろきさんに倣って、私も原文に当たってみました。新しく分かったコト・キトリは人間ではない(あるいはそうでなくなった)・キトリはトロウルでない(もちろんタスクライダーでもない)・キトリの友人には人間もトロウルもいる・キトリ(…

プレントニウスのクロノロジー

Nick Brookeの解釈より: 第一の時代:時は存在しない 第二の時代:100,000年、イェルムの時代(ムルハルツァーム) 第三の時代:10,000年、アンティリウスの時代(アナクシアル朝) 第四の時代:1,000年、シャーガーシュの時代(カツクルトゥム) 第五の時…

神代2

・さらに後代の発展千二百年昔、プレントニウスはアナクシアル王朝の歴史を明らかにした。そして先立つ十万年のイェルムとムルハルツァームの治世をも描写したのである。数世紀もの間、ダラ・ハッパの数多くのカルトのさまざまな啓示は、早期のアナクシアル…

神代1

神代下記の文章はEntekosiad p.76からの抜粋です。非常に難解ですが、Entekosiadのヒミツはかなりこの中に凝縮されているはず。([]内はZebの意訳です。間違っていたらご教示ください)・赤の女神の啓示[現人神]ルフェルザは神界の旅から戻ったとき、壮大な…