ドラゴンパス

動物園

洗練の精華と呼ぶか、傲慢と堕落の産物と呼ぶかは別として、グローランサには帝国に運営される動物園が存在していました。第二期には神知者の帝国やユーフに運営される動物園が存在していました。 ツギハギ動物園(Stitched Zoo):マニリア、ドラゴンパス、…

ドラゴン・パスを獲得しました

ホビージャパン版ドラゴン・パス(中古)を手に入れました。(旧名White Bear and Red Moon)詳しい考察については後日。

十の愛される物語

以下はStorm tribe 118ページの囲み記事の抄訳です。(訳の間違いの責任はzebにあります。)例によって「ジョンスタウン大鑑」の一部として挙げられています。ジョンスタウン大鑑#299,235号十の物語が人々に愛され、分かち合われている。「光持ち帰りし者の…

聖なる息

以下はThunder Rebels p.59 Sacred Breathの記事の抄訳です。翻訳の間違いの責任はzebにあります。(オーランス人の魂と供物の概念について主観的な見方を語っています。)お前の息は神聖である!お前は多くの息を持ち、お前の内側に風を持っている。最初の…

リグスダルとカリル

リグスダルのもっとも名高い信者といえば、「星の眉」のカリルですが、この神の謎めいた(あいまいな?)素性とGathering ThunderのSky Shipのシナリオを交えてつらつらと雑感です。以下、シナリオの種明かしなので、これからやる人は注意です。(カリルがリ…

文献の詳細

The Argrath Book「アーグラスの書」「アーグラスとは何者だったのか?」の質問に答えることを意図した文献の集成。エネクサンダー図書館にて発見。主に事件が記録されてから時間をおいて書かれた資料から編集されている。このことでそれなりに不正確になる…

文献

Dragon Pass:Land of Thunder Gazetteerの原典とされる文献の一覧は同書の64ページにあります。The Argrath Book「アーグラスの書」Composite History of Dragon Pass「ドラゴンパス合史」History of the Heortling Peoples「ヒョルトの子らの歴史」Jalk's B…

サーター高評議会Sartar High Council

Sartar High CouncilはWyrm's Footprintに掲載されたケイオシアム・キャンペーンのシナリオの一部です。どうやらプレイヤーの一人一人が1613年の反乱の指導者たちを演じたようで、プレイの結果、「星の眉の」カリル(役を演じた人の好プレイの結果?)が高評…

グレイドッグ亭の酒

Hop Warsの記事を昔のWebのアーカイブから見つけました。(昔のLoren Miller氏のサイトにありました。)元々はTales of the Reaching Moonの2号に掲載された記事だったみたいです。David Hall氏が筆者。シナリオのアイデアで、ルナーの徴税官がビールに入れ…

コリマー部族:レイカ女王の即位儀式

サーターが王国を樹立してから、部族の激しい動きはなくなります。最大の部族であるコリマーですら例外ではなく、サーターの血筋に逆らう王は滅び、多くのコリマー王がサーターのプリンスたちに従ってルナーとの戦いに赴きました。しかし、1602年のボールド…

コリマー部族:オルトッシ王と「ヴェンハールの子」アーグラス

サーターという人物は全く他の登場人物と毛色を異にしています。ひとつ、問題解決に暴力を用いなかったこと。ふたつ、ラーンステイの変成の魔術に巧みだったこと。みっつ、都市を造ったこと。これらの手段を用いてサーターは争う諸部族をまとめ、テルモリ族…

ドラゴンパスについて:雑記

ちょっと覚書です。ドラゴンパスの政治的勢力の地図Political Map of GenertelaDragon Pass:Land of Thunderのインデックス:これがないとサプリメントの理解は半減?Dragon Pass:Land of Thunder's Expanded Index

コリマー部族:鮭を呼ぶ男エンジョーシ

グローランサの魅力は人の生活と神秘が密接に結びついていることですが、神々に始まり、半神とも見まごう錚々たる英雄たちが続き、氏族の創設者たちのようなささやかながら魔術の世界の中で成功と神秘をともに修めた民話の主人公のような者たちが最後にいま…

コリマー部族:ヤランドロスの象牙の玉座

ターシュの「双子王朝」についてはぴろきさんのサイトが一番よく説明しています。十五世紀、南方の山岳地帯に住み着いているクイヴィンの諸部族と異なり、同じオーランス人でありながら、ターシュ王国はすでに国家として広大な領土をもち、ルナー帝国と覇を…

コリマー部族:黒い槍とアンマンガーン氏族

黒い槍についてはEpiktさん、まりおん殿が過去に扱っています。開拓者コリマーの氏族は「黒い槍」の氏族とも呼ばれていました。彼の出身氏族であるオルシャンティについての習慣や原住地についての記述はほとんど(というか全く)ありませんが、槍が個人のも…

コリマー部族の王達

下記のコリマーの王の一覧はグローランサ年代記に載っているジャンスタンの「コリマー王の系譜」(初代カグラドスから十二代目ヴェンハール二世まで)および「アムスタリの書」の「言葉使いの」インガードの記録(十二代目ヴェンハール二世から英雄戦争まで…

コリマー部族:ボーンゴールド王とヴァーマンディ

まりおん殿のグレッグの手書きの地図・記事に基づいて作成したコリマーの地図・記事です。開拓者コリマーは氏族の者がヒョルトランドに戻るのを禁じましたが、完全に秘密にしておくことはできませんでした。「ドラゴン・パスは安全に入ることができ、事実上…

コリマー部族:葡萄の予言とクリアワイン

ドラゴンキル以来、オーランス人たちは南北に分断され、連絡は通常の手段では閉ざされました。それにも関わらず南方のオーランス人は神が「青の城の戦い」で傷ついたことに気づき、北方に赤の月を見つけました。以下はKing of Sartarの記述です。オーランス…

クルブレア部族Culbrea TribeとグワンドルのサガGwandor Saga

クルブレア部族とグワンドルのサガクルブレア部族についてはPatrik Sandberg氏の非公式設定をある程度公式の設定が踏襲する形をとっているようです。たとえば、"Orlanth is Dead!"の「凍土の戦いBattle of Iceland」に登場するクルブレアの王は「尻尾を巻い…

ストーム・ブルとオーランス

うーん、まず何から申し上げればよいか:・プラックスはRQ第二版から冒険の舞台として知られていたので、ストーム・ブルに関しては公式・非公式も含めてドキュメントは多いです。(私の知らないものもたくさんあると思います。)・印刷されているもので最新…

リスメルダー部族の創始

リスメルダー部族の創始は、Seattle Farmer Collectiveのシナリオに始まりました。半公式的な同人誌Tales of the Reaching Moon誌の#18号から最終号(#20号)で集中的に扱われ、部族の創始の物語、アップランド湿原のディレクティとの戦い、Greydog Campaignに…

ドラゴンキル Dragonkill!

ドラゴンキル第二期末期、ワームの友邦帝国は迷走と内乱を続け、いつしか、ドラゴンズ・アイの超王は人間たちに教えた秘密が正しく使われていないと判断しました。1042年、突如としてユーフの地の人間たちのうち、竜の心を持つ有力者は全員暗殺され(注1)、ま…