2012-01-01から1年間の記事一覧

ハロノ・皇帝・イェルムとその死

オーランス人の神話には「火の部族」と呼ばれる敵の集団が登場します。その首領が「皇帝」と呼ばれる存在です。この部族は歴史時代でいうところのペローリア地方のダラ・ハッパ帝国と同視されていますし、その首領はダラ・ハッパの主神にして太陽神の名前イ…

カリーシュトゥの歴史

以下はTradetalk誌14号 p.27〜28のPeter Metcalfe、Martin Hawleyのカリーシュトゥの記事(「法官が私に言わせたことWhat the Lawgiver made me say」)の一部の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。非公式の部分もあると思いますが、パマールテラ全…

アメリカのグローランサゲームファンの歴史

以下は公式サイトのGlorantha Q&A Lismelder Clan Transcript (http://moondesignpublications.com/forums/glorantha-q/lismelder-clan-transcript)の内容です。以下David Hall氏の灰色犬氏族/リスメルダーのキャンペーンについての発言:・1996年には灰色犬…

フォンリット地誌

左のフォンリット地図はまりおん殿の手書きの地図です。若干私と訳語が異なりますが、単なる語感に対する嗜好の違いによるものだと思われます。以下はMissing Lands p.64からp.67のフォンリットの各地の記事です。訳の間違いの責任はzebにあります。大カッコ…

フォンリット

以下はMissing Lands p.62以降の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。フォンリット「私は{都市の名前}の都から来た強大なる{主人の名前}の奴隷である。貴方の主人は誰か、よそ者よ。」地域の描写フォンリットは喜ばしい亜熱帯の気候の地域である。植…

パマールテラ年表

以下はMissing Lands p.58の年表の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。おそらく単語で不明なものが多いとは思いますが、質問してくだされば私が答えられる範囲では答えようと思います。初期の移住期475年ごろ:ラスカーダン族(訳注1)がエルフに滅ぼ…

ヒョルト王9:ヒョルトの死

下記はBook of Heortling Mythologyの一部の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。ヒョルト王のサガの最後の部分です。おそらくオーランス人と神の理想的な関係について暗示しているのだと思われます。ヒョルトの死稲妻がヒョルトを殺した。エスロリ…

ヒョルト王8:イヴァーンの目覚め

下記はBook of Heortling Mythologyの一部の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。イヴァーンの目覚めヒョルトがイヴァーンを眠りから醒ました。しかしイヴァーンが目覚めたとき、ヒョルトは怪我で死にかけていた。そしてイヴァーンの手当てで(息と…

ヒョルト王7:イヴァーンと氷の墓

下記はBook of Heortling Mythologyの一部の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。イヴァーンと氷の墓イヴァーンが休息すると、天候は悪化し、雪と氷がイヴァーンの体を覆った。しまいにはイヴァーンは氷の巨人に埋葬され、氷の穹窿のなかで眠りにつ…

ヒョルト王6:ヒョルトとイヴァーン

下記はBook of Heortling Mythologyの一部の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。ヒョルトとイヴァーンイヴァーンはこれまで生きていた女性の中で最も偉大である。イヴァーンは我らの民の母である。イヴァーンは偉大なる一族の子孫であった。アーナ…

Wyrms Footnote #15

1976年から1982年からChaosium社から出ていた 伝説のファンジンの復活!ということみたいです。今回のはissue#15ということで。 内容をざっと挙げると: ・サンディ・ピーターセンとの冒険の舞台:内容はサンディらしく奇怪動物園・・・ ・ルーンクエストミ…

ヒョルト王5:ヒョルトとオーランス

下記はBook of Heortling Mythologyの一部の抄訳です。ヒョルトがいかに再びオーランスの信仰を取り戻したか説明しています。訳の間違いの責任はzebにあります。ヒョルトとオーランス「ひとつ心の戦」の後のケロフィネラは戦いの前よりすべてが良くなった。…

ヒョルト王4:ひとつ心の戦い

下記はBook of Heortling MythologyのUnity Battleの描写の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。ひとつ心の戦いUnity Battleヒョルトはシリアスドーラに向かった。(後にイリルヴェルヴォール、もしくはホワイトウォールと呼ばれることになる砦であ…

ヒョルト王3:創始者ヒョルト

以下はBook of Heortling Mythologyの「我が戦い、皆が勝った」の描写の抄訳です。ここの文章は非常に謎めいていて、訳は困難ですが、含まれている意味を察してくれればと願っています。創始者ヒョルトヒョルトは砦の間を疾駆する「鹿の民」のひとりであった…

ヒョルト王2:概要

以下はおそらくKing of Sartarの記述の再掲ですが、再度翻訳します。訳の間違いの責任はzebにあります。ヒョルト王これは古代の物語である。太陽が天で止まった時よりはるか昔であり、太陽が天に昇るはるか昔のことである。暗黒の時代のことである。その時代…

ヒョルト王1:ヒョルト王の祖先

以下はBook of Heortling Mythologyの一部の抄訳です。訳の間違いの責任はZebにあります。ヒョルトの祖先ヒョルトはこれまで生まれてきた全ての人類のなかでもっとも偉大な者である。我らはヒョルト人であり、彼の民である。ヒョルトは偉大な血筋のもとに生…