ヴォルメインの地理と勢力、著名人

以下Guide to Gloranthaのヴォルメインの章よりまとめました。訳の間違いの責任はzebにあります。

【島】
【聖なる本国】
*ベルゲング(Belgeng):ヴォルメイン主要三島最大の東の島。皇帝の都ヤ・モン・ウォウがあるところ。西部に穀倉地帯であるトカン地方、北部に皇帝の直轄領であるエドミヨ地方がある。人口55万人。(イメージ的には本州?)
*チャダウ(Chadu,Chadau):ヴォルメイン主要三島にして、ゲニスクとベルゲングの中間の海にある島。人口30万人。幽霊に憑かれたサモアゲイ森林がある島。(イメージ的には四国?)
*ゲニスク(Ghenisk):ヴォルメイン主要三島最西の島。沼沢地が多く、都のノブブは多くのトゥサンクスを崇める海賊の本拠。人口30万人。(イメージ的には九州?)
*ウォルチャ(Worcha):チャダウ島の南にある小さな島。人口8万人。
その他の本国の島:人口7万人。

【支配圏の島】
*シェンザ(Shenza):ヴォルメイン北方の大きな島。地理的にはアイセリン共和国諸島に近いが、ヴォルメインの支配を受け入れている。人口20万人。
*後背諸島(Hinter Islands):その他のヴォルメインに支配されているが本国とは認められていない島々。その中でも皇室に認められている島(グルーゲル、オウシクズ、シェンザ、スラビミリ)があり、その他の島(荒廃島、ヘイシディク、マルモディ、ウォルチャ)は認められていない。人口40万人。

皇朝
*オスデロ(Osdero):アブゼルド(古代ヴォルメイン、テシュノス、クラロレラ)の不死鳥皇帝。洪水により滅び、アブゼルドの国々は分断された。彼の不死鳥の玉座はヴォルメイン皇帝が継承している。クラロレラではメトゥサイラと呼ばれる。
*ヴァルゼイン(Valzain):オスデロの死後ヴォルメインの主神となったジョセルイ(正しき神々)。
*コルマラ皇家(Kolmala Dynasty 第三皇朝?):賢者エンロノを助言者とするコルマラ・ヒン・マドを創始者とする皇朝。最後の皇帝コルマラ・ジャン・ダルの悪政により滅亡。
*フォ・シャン皇家(FoShan):天から墜ちた都市チュランプルや反神セケヴァーの皇朝。クラロレラ皇帝「戦の龍」ヴァヨビに追放される。
*クアン・カル皇家(KuanKal):フォ・シャンを追い払ったクラロレラのヴァヨビ皇帝に建てられた孔雀の皇朝、不人気でムル皇朝に滅ぼされた。
*ムル皇家(Mur Dynasty 第十三皇朝):クアン・カルを追い払った土着の皇朝。不死鳥のムル・ヴァンデロを創始者とする。歴史時代に入ると隠退した。
*第十九皇朝;太陽の女神ヴィジャヤの子孫に創始された皇朝。愚かな戦争で呪われた荒廃島を生み出した。最後の皇帝はオトマラ市に追放された。
*ジャン皇家(Jan Dynasty 第二十一皇朝、今の皇朝):ジャン・イマヌを創始者とする。太陽暦1189年から統治している。

【氏族】
*ハイルニン氏族(Hairunin Clan):現在のヴォルメイン最強の氏族。帝国宰相ハイルニン・ヴァンドゥを長とする。ベルゲング南東、ビシロ市の白鷺の城を本拠地とする。後背諸島の奴隷の腕輪を産するスラビミリ島を支配している。藤原氏平氏のイメージ?
*飛燕氏族(Flying Swallow Clan もしくはバズヒ氏族):後背諸島のシェンザ島を支配する氏族。シェンザ島のイェゾ市を本拠とする。臣下であるギスヨ氏族と密かに争っている。
*ギスヨ氏族(Githyo Clan):「秋の変」でハイルン氏族と、シェンザ島とグルーゲル島の間の海峡で争った。主筋である飛燕氏族と争い、バズヒ・アマムを人質にしている。シェンザ島のウラソ市を本拠とする。
*紫蘭野の氏族(Field of Purple Orchids Clan):ハイルニン・ヴァンドゥに「秋の変」で反乱し、敗れた氏族。現在の家長ジョトモはウォルチャ島に追放されている。ヘイシディク島のクォンブ族(島から離れるとすぐに死ぬ種族)を奴隷としている。
*ジャヤンガー氏族(Jayangar Clan 双鶴氏族):ゲニスク島のトゥサンクスを崇める海賊を束ねる氏族。ジャヤンガー・ノンボを家長とする。
*スンダ・カラパ氏族(Sunda Kalapa Clan):コルマラ皇家を起源とする。チャダウ島のヌシェンイ市とジシュ市を本拠とする。黒魔術を用いることで知られる。赤蝶氏族と敵対関係にある。
*赤青鷲の氏族(Red Blue Eagle Clan):武術家クマンティ・ルンとテラスクを信仰する氏族。チャダウ島のイミン市に本拠を持つ。
*赤蝶氏族(Red Butterfly Clan):第十六皇朝を起源とする氏族。チャダウ島のムザス市を本拠とする。スンダ・カラパ氏族と敵対関係にある。
*ロラナガ氏族(Loranaga Clan 死の蛇の氏族):ゲニスク島北東のロディヤ市を本拠とする悪名高い傭兵の氏族。
*ハイルン氏族(Hairun Clan):ギスヨ氏族と「秋の変」で争った氏族。後背諸島ニクンビラ島のグシク市の白虎城および、ベルゲング島のテンガインジャ市を本拠とする。ハイルニン氏族の従属氏族?
*スラバヤ氏族(Surabaya Clan):悪名高い第十九皇朝を起源とする氏族。ベルゲング島東部のケラフ市を本拠とする。

【著名人】
*ヴォルメイン皇帝(Emperor of Vormain):ヴォルメイン帝国の皇帝。
*バズヒ・カナマル(Bazhi Kanamaru):シェンザ島の公子にして飛燕氏族の長。父であるバズヒ・アマムをギスヨ氏族に人質にされ、反乱の口実を与えずにギスヨ氏族の力を損なおうとしている。
*黄金童子(Golden Boy):皇帝に仕える英雄。イバナス山の妖魔を絞め殺したことで名高い。
*ハイルニン・ヴァンドゥ(Hairunin Vando):最強の氏族であるハイルニン家の長。皇帝と桜花の皇子ジャン・モトウジョ双方の義父であり、帝国の宰相である。紫蘭野の氏族を「秋の変」で追放した。
*イタガキ(Itagaki):ジョトモ公子に従う薙刀を使う女英雄。
*ジャン・モトウジョ(Jan Motoujo):桜花の皇子と呼ばれる皇帝の末の息子。トカン地方の領主。宰相ハイルニン・ヴァンドゥの娘、ハイルニン・ジョトミンを妻に持つ。
*ジャヤンガー・ノンボ(Jayangar Nonbo):双鶴(ジャヤンガー)氏族の長。ゲニスク島の海賊たちを従えることで国内で最も裕福な者のひとり。ベルゲング東部のスラバヤ氏族と同盟を結んでいる。
*ジョトモ、ウォルチャ島公子(Jotomo, Prince of Worcha):紫蘭野の氏族の長。彼の父はハイルニン・ヴァンドゥに「秋の変」で反乱して失敗し、処刑された。
*ジェングの未亡人 (Widow of Jengu):海賊団赤旗艦隊の女の首領。現在その悪名は遥かに死んだ夫を上回っている。