グレイドッグ亭の酒

Hop Warsの記事を昔のWebのアーカイブから見つけました。(昔のLoren Miller氏のサイトにありました。)元々はTales of the Reaching Moonの2号に掲載された記事だったみたいです。David Hall氏が筆者。

シナリオのアイデアで、ルナーの徴税官がビールに入れるホップに課税した上で、(もちろんトウモロコシから蒸留した)ペローリアのジンの商人からリベートを受け取っているところ、冒険者達がジンのキャラバン隊を襲撃して徴税官の悪をあばく、という話。

下記はTales20号に載っていたサーターの「よきエールの道」、リスメルダー部族の領地にあるグレイドッグ亭のアルコールの値段です。(基本的に物々交換のサーターで硬貨を使う変人はよそ者や冒険者です。グレイドック亭はリスメルダーは灰色犬氏族のオーダル財産で、氏族の者は野菜やら肉を納めるとかで飲み食いできるようです。)

・ビール
王のエール 4クラック/1クラック
ブルスターの上等のブラスターエール 4クラック/1クラック
美しい羽のエール 7クラック/2クラック
すすり泣く白鳥の長い首(ロングネック) 7クラック/2クラック
「アンマンガーン」の黒い槍のスタウト 1ギルダー/3クラック

・リキュール(その他)
「アントールの子ら」の収穫期のサイダー 4クラック/1クラック
「星の火の峰」の林檎酒(スクランピー)8クラック/2クラック

・ミード(蜂蜜酒
太陽槍の蜂蜜酒 9クラック/3クラック
コリマーの冬の蜂蜜酒(季節品)15クラック/5クラック

・ワイン
「コンタソス」のクリアワイン(季節品)4ギルダー/8クラック
上等なファーゼストの白 2ギルダー/5クラック
エスロリアの赤 2ギルダー/5クラック
マッジのセイヨウスグリ(Gooseberry)1ギルダー/2クラック
マッジのタンポポ(Dandelion)14クラック/3クラック

スラッシュから前はジョッキいっぱいの値段、後ろは一杯いくらの値段。だいたいジョッキ一本で5杯分です。あんまり酒には詳しくないので、メニュー名に言葉遊びがあるとしても気づかないかも、その場合ご勘弁を。

全般的にやはりワインは舶来品という感じですね、サーター人も高いからのまないだけで嫌いではなさそうです。Michael O'Brienいわく、例によってここを訪れた気の毒なジャクサルテ氏はクリアワインと称してまるっきり別物を飲まされたようです(笑)。

あけましておめでとうございます。