サーター高評議会Sartar High Council

Sartar High CouncilはWyrm's Footprintに掲載されたケイオシアム・キャンペーンのシナリオの一部です。どうやらプレイヤーの一人一人が1613年の反乱の指導者たちを演じたようで、プレイの結果、「星の眉の」カリル(役を演じた人の好プレイの結果?)が高評議会の頭、サーター王として君臨したようです。後に「スターブロウの反乱」と呼ばれるようになったわけです。

Wyrm's Footprint誌には指導者達の能力値等はありませんが、指導者達の性格を書いたカードが「みんなに知られていること」と「自分だけ知っていること」に分けられて記述されていて、それに基づいて演ずるようになっていたようです。(注1)記述されている指導者達の一覧は下記のとおり:

1.「冷たき目の」サロステップ、マラニ部族の王の従兄弟、フマクト信者
2.「岩砕きの」カライ、コリマー部族の王、オーランス信者
3.「木々を跳び越す者」ホフスタリング、クルブレア部族の英雄王、不老不死、オーランス信者
4.「商売人」グリングル、イサリーズの大司祭、アップルレーンの人
5.「大兜の」トナラング、ストーム・ブルの高司祭
6.「紫の」ミナリス、ランカー・マイの司祭
7.ベネーヴァ・チャン、アーナールダの女祭、「岩砕き」カライの妻
8.「慈悲の」エリン修道女、チャラーナ・アローイの女祭
9.「緑の顔の」ジョセフ、ダックの族長、川の神の司祭
10.「シマリスのChipmunk」ビン、丘の道化、ユールマルの司祭
11.「星の眉の」カリル、ケルドン部族の女王、オーランス信者
12.「平たい鼻の」ガライスター、ウィルムズ・チャーチの市長、職人ギルドの長


事件の顛末についてはKing of Sartarに書かれたとおり。ファザール将軍にシメられて終わったみたいですが、この後、テマーティンが傀儡としてでも仮即位しているので、反乱以前のダラ・ハッパ人ユーグリプタスの占領政策に比べてサーター側の待遇は改善されたと見てよいと思います。

下記は反乱指導者達のその後(末路)です。
2.「岩砕きの」カライ→追放、妻のベネーヴァも同行?
3.「木々を跳び越す者」ホフスタリング→ファザールにシェン・セレリスの地獄に放り込まれる
4.「商売人」グリングル→追放、店は焼かれる
5.「大兜の」トナラング→配下の者全員とともに処刑
6.「紫の」ミナリス→追放、カリルと合流
9.「緑の顔の」ジョセフ→脱走?、ファザールの元、ダック狩りの開始。「五つのルーンの輪」のヒーローバンドに参加
11.「星の眉の」カリル→ファザールに捕らえられるが脱走、ホワイトウォールへ

注1:指導者一人一人の性格を書いたカードに基づいて演ずるようになっていますが、あまりカリル、好感持てるキャラじゃないな。「高慢」で「気まぐれ」とか書いてある。Sartar Rising!の印象からすると様変わり(笑)