ヒョルト王7:イヴァーンと氷の墓

下記はBook of Heortling Mythologyの一部の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。

イヴァーンと氷の墓

イヴァーンが休息すると、天候は悪化し、雪と氷がイヴァーンの体を覆った。しまいにはイヴァーンは氷の巨人に埋葬され、氷の穹窿のなかで眠りについた。



イヴァーンの周囲の世界の苦しみは続き、多くの者は怪物どもに倒れ、勇敢な者のみが生き残った。眠りについていながらも、イヴァーンは混沌と暗黒から守られていた。イヴァーンの力は喪われず、全ての仲間たち、友人たち、世界から離れることによって以前あったものは存続した。イヴァーンのまどろむ体の中のみに、女性の宿す力が保たれていた:勤勉、優しさ、和解、同情、奉仕、愛、そして平和である。