鉄の戦争Iron War

「鉄の戦争」は第二期の907年から917年に行なわれたケタエラ南部、忘神群島God Forgotのある都市の十年にわたる包囲戦です。都市は当時、神知者帝国を受け入れた無神論者の住民によって危険な魔術の実験が行なわれていました。

都の名前はロクシルLocsil、またはこの都で創造された「神」の名前を取ってジストルウォルZistorwal、あるいは刀鳴りの都Clanking Cityと呼ばれていました。この都のジストル信者がなにを目的としていたのかはStafford LibraryのMiddle Sea Empireに書かれています。すなわち「喪われたルーンを再び見つけること」。

都で行なわれていた実験は大いなる盟約を破るもの、混沌を呼び出すものと伝統主義者たちやEWFの将軍たちに見なされて、彼らの手によって十年もの攻囲がおこなわれたのです。名だたる将軍たちや英雄達がこの戦争に参加し、ヒョルトランドのオーランス人のあいだで多くの叙事詩となったようです。