調停地Adjusted Land

「調停地Adjusted Land」と言う呼び名はあくまでヒョルト人側の呼称で、エスロリア人からは「失われた地Lost Land」と呼ばれます。

第二期末、1042年のEWFの大変動に乗じてエスロリア南部のリゴス市とアモネル市が男性の族長たちに抑えられ、族長たちがヘンドレイキの王「征服者」アンドリンに臣従を誓ったという出来事のようです。

ノチェットの太母たちは当然反発し、領土を女権の手に取り戻そうと画策しました。(出来事の細かいところはHistory of Heortling Peoplesの89ページにThe Esrola Warのコラムとして記載されています)

「調停地」はドラゴンキル後もしばらく存続しましたが、「調停地」出身の「飛翔者」フィネルヴァンスがヘンドレイキの王に即位した時にエスロリアに奪還されます。

フィネルヴァンス王の英雄としての業績として

  1. ヴァンガンス信徒の冒険者、「黒曜石の都」に飛んで「一なる老翁」と友情を結んだ
  2. リゼルの女祭たちの仲介で)ノチェットの女王アランダと婚約した
  3. ホワイトウォールで全ヒョルトランドの大王として戴冠した
等々があります。結局のところ、フィネルヴァンス王とアランダ女王の関係は不仲になり、「調停地」は内乱に陥ってエスロリア領に戻りました。フィネルヴァンス王の死は1168年です。