ペローリアの神話とダラ・ハッパの神話


神代のどの時代が理想的なのかといえば、聞く相手によって異なるのでしょう。

-ダラ・ハッパ人:太陽の時代
-(ダラ・ハッパ人以外の)ペローリア人:緑の時代
-南方の蛮人(男):嵐の時代
-南方の蛮人(女、つまりアーナールダ信者):{沈黙}←ズルイ

緑の時代を理想とする神話は、Entekosiadに記述があります。すなわち太陽信仰をもつ、男権制のダラ・ハッパ文化のペローリア征服は神代のウルヴァイリヌス帝の時代に行われましたが、それと期を一にして、ウェンダリア(Wendaria)時代の末期に「神々の三つの過ち」の神話があります。

ちなみにウェンダリアとは、ペランダの古名です。

「神々の三つの過ち」の神話に関しては、機会があれば後に詳しく取り上げたいと思います。

ここで短く触れたいことは、この神話の「第二の過ち」の話で出てくる神「輝く顔Brightface」、母神たちから権力を取り上げて自分のものにする悪役が、ウルヴァイリヌスそのものであることが行間から読み取れることです。

(Entekosiad 34ページの
Protector Among Sevenとは、GROYの28ページに出てくるLord of Sevenであるという説があります。)

三段論法:すべての平民(ペローリアの民)は権力者が嫌いである
→権力者とはダラ・ハッパ人である
→すべての平民(ペローリアの民)はダラ・ハッパ人が嫌いである